2011年4月アーカイブ

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きら画伯作。くままる、ねこまる


「ガミちゃんのボランティアスタッフ日記」
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4月2日(土)昼下がり
今日は枝元さんはじめ、リピーターの方、初めての方合わせて、
総勢10名がむかごキッチンに集まりました。

ニコニコ笑顔が好評の「にこまる」と「雑穀ビスケット」を作る〈クッキー班〉、
むかごキッチンに集まったお料理を真空パックする〈パッキング班〉、
キッチンをより使いやすくするため、模様替えをする〈買い出し班〉に分かれ、
それぞれの持ち場に着いて作業をスタートしました。

この日は、同時に、20kgもの土付きごぼうをひたすら洗う〈ごぼう班〉も
枝元さんのご自宅で作業中とのことでした。
(ごぼうは枝元さんのお知り合いの太田市場の方が寄付してくれたそうです!
後日、きんぴらを作り、被災地へ届けるんだとか。)

作業を進めながら、
初めての方同士で自己紹介をし合ったり、
地震が起こった時のそれぞれの状況を話しました。
地震発生時、ご自宅に一人でいた方も何人かいました。
強い余震も続きましたし、一人では心細かっただろうなと思います。
こんな時、「だれかがそばに一緒にいる」という心強さを改めて感じます。

今この時も心細いであろう被災地の方に、「にこまる」の笑顔が届けられる、
そう思うと、一つ一つの作業にも熱が入ります。


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一球入魂の真剣さで、にこまるに表情を刻む、ボランティアメンバー「山ちゃん」の手。

さて、今日はまた新しいお料理も登場しました!

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山口はるのさんの「大豆の佃煮」
あたたかさが、まっすぐに伝わってきます。


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枝元なほみさんの
「みょうがの甘酢漬け」
身体が疲れている時は、こんなさっぱりしたものが嬉しいですよね。
ほど良い酸味といりこの味わいが、食欲と元気をかき立てます。


そして、今日も高城順子先生が自ら、むかごキッチンへ届けて下さいました。



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「ピーナッツいりこ」
一度揚げてあるそうです。文句なしに、ご飯がすすみます。

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「野菜の彩りあざやかなビスケット」
「カラフルな色と素朴な形がかわいい~!」と、
むかごキッチンの女子達に大好評!
きれいなものを見ると、嬉しくなりますね。

私はこの後、高城先生と一緒にパッキング作業をしました。
その時、福島の原発の話になったのですが、先生が

「もし今原発に、"まかない"として料理を作りに行けるなら、飛んで行きたい」

と、仰られました。

「私はもう先が長くないのだから、若い人のためにできることをやりたい」

と。
先生の先は長くあって欲しいですが、
そう言い切られたことに、私はジーンと熱い気持ちになりました。
また、ある方が言うには、電車に乗っていた時、隣に座っていたおばあさん2人が

「もし東京電力の職員の代わりに原発の作業に呼ばれたら、喜んで行くのにね。
でも私たちだと体力がないから、かえって足手まといね。」

と仰られていたそうです。
お年を召した方が、こんな風に思っていらっしゃることを知り、
また、こんな風に東北に想いを寄せている方が、日本中、世界中でどれだけ沢山いるのだろう?と想像して、
またまたジーンと熱くなりました。

これからの日本は、たくさんの人が被災地の復興を応援する〈チーム〉になって、
それぞれの役割でもって、被災された方々とつながり続けるんだろうな、と個人的には感じています。
チームむかごもその一員として、あたたかいお料理でつながっていきたいと、思いました。

今日は、こんな、むかごキッチンでした。


(ガミ)




ダイトウ@チームむかご・震災支援プロジェクト担当です。

チームむかごの震災支援プロジェクトでは、料理家の方から届けられた支援食品を取りまとめて
現地で支援活動を展開しているNPOセカンドハーベストジャパン(http://www.2hj.org/)に
納入しています。

これまでも、現地の食料配布担当の方と連絡を取りながら支援活動を進めてきたのですが、
混乱した被災地での作業のため、十分な報告をいただけるような状況ではありませんでした。
そのため、毎回、届いてほしいと祈るような気持ちで物資を送り出してきました。

しかし今回、セカンドハーベストジャパンの仙台基地で食料配布を指揮する蓜島(はいじま)さんが
写真付きのレポートを送ってくださいました。

スタッフ一同、胸にしみました。
私たちが何を信じてこの活動を始めたのか、それをはっきりと教えていただいたように思えました。
ためらいもありましたが、いただいたメールをここにそのまま掲載させていただきます。



セカンドハーベストジャパン 蓜島(はいじま)さんからのメール
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チームむかごのみなさまへ


いつも心のこもった手作りの品をありがとうございます。
昨日は、小職も視察を兼ねて配送に出ましたので、支援品を直接手渡ししてきました。

行き先は、女川地区です。

地域は壊滅的な打撃ですが、漁師町の強い絆で、薪でごはんを炊いたり蒸したりと、
工夫されていました。

ここは石巻市からも遠いので、支援も不定期だとのことです。
私たちは毎日、おにぎりと新聞を届けています。

他の団体が一度だけ大量の物資を届けるところを、私たちは何度も通うことで、
お互いの顔の見える関係を築いています。
それが被災者のみなさんの安心に繋がっているのではないかと思います。

手作りで、想いの詰まったチームむかごさんの支援品は、
味はもとよりその温かい気持ちも被災者の方に届いていることと思います。

何より、みなさん、「手作り」に驚かれていました。
避難生活で日常の味を感じられることは何より心に響くことだと思います。
まさしく「食の持つ力」ですね。

これから泊まりで岩手の釜石に行ってきます。

簡単ではありますがご報告とさせていただきます。

*私が毎回同行できるわけではないので、このようにご報告できるかはわかりません。
ただ、確実にお届けさせていただきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。


はいじま


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