1月31日(土)に表参道のビルGYREで開催される小さな小さなFarmer's Market 。
都会の真ん中のオアシスです。
ここでしか出会えない作物たちが、月に1度集まる日です。
http://www.tokyodesignflow.com/event/fm.html
開催は2月1日もです。チームむかごは31日のみ、小さなお店を出します。
お店に並ぶものは、「畑の宝物」。
<むかご>のように、
あんまり知られていない作物や、規格外ジャッジで流通にのれなかった作物、
マイナーゆえにスーパーの棚から追い出されてしまった作物。
だけど、栄養たっぷりで、調理もしやすくて、おいしくてたまらない、
そんな<宝物>をお届けしたいと思います。
まず今回ご紹介するのは、「アピオス」。
アピオスとは、マメ科の食物で、和名を「アメリカホドイモ」といいます。
栄養がたっぷりだから「ほどほどに食べなさいよ」ということで、「ホドイモ」だとか?
本当にすごい栄養なのです。1日1~3個食べれば十分なのです。
例えば、じゃがいもと比較した場合、
カルシウムは約30倍、鉄分は約4倍、エネルギーは2.5倍。
サツマイモだったら、食物繊維は約3倍も多く含まれています。
ちなみに大きさはピンポン玉くらいです。
食感はイモ系なのですが、「マメ科」ですので、あの「大豆イソフラボン」も多く含まれているのです。
このため、アレルギーや滋養強壮・一部の成人病などの緩和作用があると言われています。
そして美容にも非常に良く、特に女性にはお薦めの食べものなのです。
多くは青森や岩手などで生産されているようですが、なかなかお目にかからない作物ですよね。
宝物発見です。
青森県では、お嫁に行くときに、一握りのアピオスを持たせ、嫁ぎ先で育てたアピオスを、
産前産後の栄養補給として食べる風習もあるのだとか。
31日のFarmer's Marketでは、埼玉県で有機栽培されたアピオスがお店に登場します。
食べ方なども紹介していますので、ぜひお立ち寄りくださいね。
冬の風邪に負けない、元気な生活を、アピオスが支えてくれるはずです。