帯広川西から、峠を越えて札幌へ。
札幌では、チームむかごメンバーの松田さんと素敵なディナーをご一緒しました。
札幌在住の料理研究家、松田さん。
料理教室を開いたり、規格外とされてしまった野菜やまだ認知度の低い食材を料理に取り入れたりしています。
畑に足を運んで、農家さんの声や想いを届け、生産者と消費者の架け橋をつくりたいとお考えの松田さんは、早い時期から、チームむかごにビビビと反応してくださり、札幌近隣で生産者や流通業者へ働きかけをしてくださっていました。
帯広から札幌までの約4時間のドライブで少々疲れ気味の私たちは、松田さんの美味しいお料理で完全復活。
自家製のマヨネーズとソースで食べる新鮮野菜、そしてメインは<鹿肉のしゃぶしゃぶ>!
昆布でとったダシに鹿肉とたっぷりのお野菜をしゃ~ぶしゃ~ぶ泳がせていただきました。
多いだろうと思われた量の鹿肉も、あっという間にたいらげてしまったのでした。
「むかご、入れちゃいますか。」と、枝元はおもむろにバッグからむかごの入った袋を取り出し、調理開始。
調理といっても、洗ったむかごを鍋の中に投入するだけです。
鍋の中でも5分茹でればOK。むかごも立派な鍋の具材になることが証明されました。
さらにむかご特有の香りが昆布だし(鹿肉だしも出ている)とマッチして、さわやかさも感じます。
「鹿肉でむかごを包むとうまい!」と、松田さんも一押し<鹿とむかごの鍋>が完成しました。
昆布に浮かぶむかごたち。
むかごを囲む熱い夜はまだ始まったばかりなのです。